課題

「若者のクルマ離れ、EVへの移行」

若者のクルマ離れ、EVへの移行が叫ばれる世の中で、求められる店舗のあり方も変化しています。そこでオートバックスセブン様では、「クルマ好きだけのお店」から「クルマに乗っている人のお店」を生み出すための店づくりをスタートしました。

ターゲット

「クルマ好き~お母さんと子供まで」

あらゆる世代にアプローチしたいというオートバックスセブン様の思いから、ユニークデータ起点によるターゲットの定義からデータ分析を実施。既存顧客である"クルマ好き"の来店も維持しつつ、新規獲得ターゲットを"ファミリー層(お母さんと子供だけでも来れる店)"に定めました。

提案・実施内容

「PITを中心とした居心地の良い空間と、EVに対応した最先端の店づくり」

クルマ好きの方に満足いただけるPITを中心とした店舗デザインに、お母さんやお子さんもくつろげるBOOK & CAFEを導入し、ファミリー層をはじめとしたあらゆるお客様に対して、居心地を追求した店づくりが実現しました。またイベント企画や、スーパーチャージャーを完備した「テスラサービスセンター東京ベイ」を隣接するなどEV移行にも対応した最先端の店づくりを行っています。

結果・効果

「クルマ業界でも話題のお店に」

当初の想定通り、クルマ好きはもちろん、家族連れでのご来店も多く、クルマ業界でも"話題のお店"としてTVやWebなど各種メディアで注目されました。また、顧客データを見ても、パライダイムシフトが起き始めており、女性を含めたあらゆる世代のお客様に、ご来店いただけるようになりました。まだまだ改善点はあるものの、これからのオートバックスセブンの一翼を担うブランドに育てあげていきたいと思います。

ユニークデータの魅力とは?

「‟お客様への順応"にも有用」

CCCのユニークデータを活用することで、自社会員基盤の購買情報だけではわからなかった、お客様のライフスタイルを知ることができ、これまで挑戦できなかった‟新しい店づくり"にチャレンジすることができました。

また、店舗運営における"お客様への順応"にも有用でした。日々変化する客層の変遷を捉え、「どのような商品がお客様に求められているのか?」といった仮説を品揃えなどに反映し、購買情報から効果検証も行っていく。そんなユニークデータをもとにしたPDCAを回すことで、より顧客ニーズに沿った店づくりを実現しています。

IMG_5909.png

株式会社 オートバックスセブン 執行役員 APIT AUTOBACS 担当

ABTマーケティング株式会社 取締役

山添 龍太郎

ユニークデータを使った取組み事例